芝寿しでは『飽きない味』を追求するために、主役のお米や水、魚、お酢などにこだわり、ひとつひとつの恵みを大切にしています。お米はお客様に安心して食べていただけるよう契約農家さんで育ててもらい、季節ごとにお米の配合を替えて炊いています。美味しいお米を炊き上げるために欠かせない水は、百年以上もの時を経て、ゆっくりろ過された霊峰白山の伏流水を汲み上げ、魚は新鮮なうちにおろし、専用のお酢と天然塩でしめています。
「もったいない」の精神から生まれた、お寿司屋
昭和30年代初頭、金沢市片町で東芝ショールームを経営していたのが創業者の梶谷忠司です。
その頃、新しく販売された電気炊飯器を売るために、店頭で実演販売を行っていました。
そのかいあって炊飯器が売れる一方で、毎日大量のご飯が余ることに・・・
創業者は『もったいない。なんとかこれを有効に活用できないだろうか。』と考え抜いた結果、
金沢に昔からある習慣で、“ハレの日”に「押し寿し」をつくり、周囲にふるまうことをヒントに商品化。後に、代表商品である「笹寿し」も創業者のひらめきから生まれました。